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動物の目にやさしいカメラです
“旭山動物園内限定版写ルンです”登場

img  動物へのストレス軽減に一役――旭山動物園の売店で、フラッシュの光を出さずに屋内施設の動物をきれいに撮影出来る「旭山動物園内限定」ケースがセットになったレンズ付きフィルムが今春から発売された。動物のイラストが描かれていておみやげになり、動物にもやさしい一石二鳥のケースが話題になっている。

 旭山動物園では、動物の目を保護し、ストレスを与えないために、カメラのフラッシュ撮影を禁止しているが、実際はあざらし館やぺんぎん館などの屋内施設を中心に、撮影者の誤操作を含めて十分には守られていない。園では昨年秋、フラッシュ撮影が禁止されている園内で、フラッシュ付きのカメラ(レンズ付きフィルム)が販売されていることに懸念を示す通達を売店に出し、これを受けて各店では、フラッシュ内蔵型のレンズ付きフィルムの入荷を見合わせ、在庫が無くなり次第、販売を停止していた。

 この動きを知った、レンズ付きフィルム「写ルンです」を製造する富士写真フイルムは、フラッシュ発光部を覆い、光が外に漏れない組み立て式のオリジナルケースを開発。「旭山動物園限定版」として、四月二十九日の夏季開園から園内の売店で売り出した。

 この紙製のケースは、ISO1600の高感度フィルムを使い、レンズの明るさを上げた従来品「写ルンですナイト&デイスーパー」とセットで販売され、説明書には「園内では必ず装着してください」と記されている。装着するとフラッシュ部分がふさがれ、屋内モードにした場合、シャッターを切っても、内部では光るが外に光は漏れない。このため、屋内でもフラッシュを光らせずにきれいに写真を撮ることが出来る。屋内モードを切れば従来品と同様に使える。現像に出す時は不要のため、外して持ち帰ることが出来、“旭山みやげ”にもなる。

 このオリジナルケース、もちろん普通のカメラには使えないが、誤ってフラッシュが光る場面を少しでも減らせればという、メーカーと販売店の思いが実を結んだケースとして、注目されている。

 価格は「写ルンですナイト&デイスーパー」と同じ税込み千百円。

2007年5月15日
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