|
氷の上でも滑らないのだ!
|
|
スパイク長靴
|
旭川市の冬は、道路がピカピカのアイスバーン状態が売り物です。車なんて、ひどいところでは時速30キロほどでしか走れません。滑って停まれませんからな。人間も気を許すとアアーという叫び声とともに転倒。打ち身。打ち所が悪いと骨折。
そこで考案されたのがスパイク長靴であります。靴底に3〜4つほどのスパイクが装着されていて、ガッチリと氷に食い込む。はずが、やっぱり滑りますな。ま、子供用長靴で普及しているわけです。優れているのは折り畳めることでしょうか。デパートに行くときなんざ、道路じゃ都合がよくてもデパートに入るとガチャガチャうるさいわけです。そこでサッとスパイク部分を折り畳むと、近所迷惑でなくなる。
都会では見られない、なかなかローカルな長靴じゃないでしょうか。
|
折り畳めるのがナイス!

|
|
甘ーい甘ーいで、あーまいった!
|
|
甘納豆入赤飯
|
赤飯といえば日本全国どこでも小豆を入れることになってる、とお考えのあなた。その常識が通用しないのが北海道であります。少なくとも旭川の家庭では、小豆のかわりに甘納豆がはいるのだ。これは驚くべき習慣ですな。だってそうじゃありませんか。めでたいときに炊くお赤飯。さあ、ゴマシオ振ってお祝いしましょうと、お重のふたを開けたとたんに甘ーい香り、砂糖まみれの大きなお豆が。オオッ、なんじゃこの赤飯は。ゴマシオはどうしたらよいのか。
寒い地方では味を濃くするのが生活の知恵ですが、初めて見る人は驚くでしょう。ぜひ一度ご賞味いただきたい一品です。
|
甘納豆はやっぱり虎屋、なんて言ってる場合じゃあございません。
|
|
甘ーい甘ーいで、あーまいった2
|
|
栗の甘露煮入り茶碗蒸し
|
茶碗蒸しといえば微妙な火加減と繊細な味覚が身上。とくに味の決め手は具のバランス良いハーモニーにあると言えましょう。ある意味では不可思議な料理かもしれません。
そんな茶碗蒸しも旭川ではハッキリとした味付けになっています。大体、茶碗のフタを開けたとたんに、もう、あまーい香りがして、ただごとではない雰囲気に包まれます。でも、思い切って食べてみます。ウーム、甘い。
姿は茶碗蒸しなれど、味は伊達巻きみたいな。どんどん食べ進むと、底の方に見慣れないものがうずくまっています。それが甘みの張本人、栗の甘露煮であります。
こうして、北海道の家庭の多くが、甘い茶碗蒸しを作っているのです。甘い物好きの北海道。旅の思い出に茶碗蒸し、なんていうのもおもしろいんじゃないでしょうか。
|
天津甘栗じゃありません。
|
|
日本でただひとつの野球場。
|
|
スタルヒン球場
|
日本中に野球場はたくさんありますが、旭川にあるスタルヒン球場は日本唯一の球場です。では、なにが唯一かというと、球場に人名がついているところが唯一なのです。
スタルヒンとは1925年、ロシアから日本に亡命してきたヴィクトル・スタルヒン氏であります。当時9歳のスタルヒンは家族とともに旭川に住み、旭川の学校に学びながら野球をし、全道大会にも出場するなど天賦の才を発揮しました。その後1936年に「大日本東京野球倶楽部」すなわち現在の巨人軍の前身に入団、翌年からは主力選手として活躍。1938年には早くも33勝で最多勝、翌年1939年には42勝の日本記録を作り、1940年も38勝と大活躍をしました。そして、1960年殿堂入りをはたしています。
残念ながら40歳という若さで亡くなりましたが、氏の業績をたたえてスタルヒン球場が1986年に建設されました。ちなみにグランド広さは横浜スタジアム級で、2万5千人収容できる大きな球場なのです。
|
野球は巨人、だけど新聞は北海道新聞。これが北海道民の多数派ですね、オーナー。
|