こだわりの旭川ラーメンをどうぞ!
旭川ラーメンの特徴
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ラーメン随想


旭川印刷組合ラーメン食べ歩き会代表
正油 羅麺










巷では、今やラーメンブームである。正油・みそ・塩・バター・野菜・ギョウザ・キムチ・しょうが・コーン・ユッケジャン・五目・チャーシュー・かに。各店独自のカラーを出すために知恵を出して競争している。

旭川には電話帳で調べただけでも、専門店から食堂を含めて約八百軒。八町(旭川市と近郊の町)までいれると千軒を越えると考えられる。一市八町で約四十二万人の人口とすると、一軒で四百二十人のラーメンを提供していることになる。確かな統計資料はないが、他の地域と比較しても人口の割りに軒数が多いのではないだろうか。要するに、ラーメンを好きな人が多いということになる。
最近のグルメブームで、雑誌やテレビなどの広告媒体では、食に関することの露出度が高い。その中でも一番庶民的だからなのか、ラーメンに関するものが目につく。日本の三大ラーメンと勝手に称して、札幌・喜多方・博多がやたらと紙面や画面をにぎわし、最近では東京の荻窪や山形の米沢といっしょに旭川も若干紹介されてきている。

私の心情としては旭川のラーメンが一番だと思っているので、あまり有名になってほしくないと思う反面、札幌ススキノのラーメン横丁に食べに行く人たちを見るにつけ、「本物のラーメンの味を知らないでかわいそうに」「旭川に来ればもっと感激するだろうに」と思うのである。

昨年私が旅行に出かけた時に、大阪の若い夫婦と知り合いになる機会を得た。彼らは私が旭川の人間とわかると「以前、北海道に旅行した時に、札幌・旭川とラーメンは食べ歩いたことがあるんですが、絶対旭川のほうがおいしいですね」「ぜひもう一度旭川のラーメンを食べてみたいですね」と嬉しそうに話した。
お世辞も多少あると思うが、キッパリと旭川のラーメンが好きだといわれると、私まで嬉しくなる。確かに人の好みはそれぞれだし、体の状態、季節などにより感触は変わると思うが、やはり旨いものは旨いのである。

そこで旭川のラーメンが旨い訳が知りたくなった。「旭川ラーメンとはなんぞや」という疑問である。ある本によると、大正時代中期の中国人・王文彩が元祖とあるが、定かではないらしい。最初は今でいう塩味。その後いろいろ工夫され正油味が、そしてみそ味ができる。

豚骨と鶏ガラをじっくり煮出した濃厚なスープと、腰の強いシコシコ麺が旭川ラーメンの特徴といわれているが、その背景にあるものは、厳しい自然環境ではないだろうか。大雪山の湧水・六十度もある寒暖の温度差に育まれて生まれた旭川独自の味。だからこそ庶民に愛されるのではないか、そんな気がする。

旭川で育まれ愛されてきたラーメンは、旭川という地で食べ、味わってもらわなければ、良さを理解してはもらえないと思う。「本物のラーメンを食べたければ、どうぞ旭川へお越しください」と私は申し上げたい。
今、「ラーメンで町おこしを」と張り切っている町が多く、それぞれの方針で活動しているが、我が町・旭川は今のまま静かなブームであって欲しい。店に観光バスが乗りつけるようになるとたいてい味が落ちるものであるが、味を落とさず、じわじわとその魅力がひろまっていくのを願っている。


私の選んだ正油ラーメンベスト20

1.かつ木春光台店 春光台2条3丁目
2.ありこま 東光12条4丁目1-2
3.なるみ 永山4条9丁目
4.大王軒 神居3条3丁目
5.蜂屋ラーメン店 旭川駅地下
6.蜂屋ラーメン5条店 5条7丁目右6号
7.まるとみラーメン 比布町(40号線沿)
8.みづのラーメン店 常盤通2丁目
9.梅光軒本店 2条8丁目
10一番ラーメン神居 神居3条9丁目
11神楽軒 神楽岡14-3
12.
そね食堂 東旭川北1-5-1-23
13.
山頭火 3条8丁目
14.
チャイナテーブル 3条6丁目右2
15.やまびこ 動物園通り
16.
蝦夷ラーメン 東川町西2号北1
17.
あきよし 2条16丁目
18.
西山軒 7条8丁目
19.
ふるき 緑が丘3条15丁目
20.現在審議中