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当組合では広報誌「フレッシュ」を発行しています。この広報誌には広告をいただいておりますが昨年の原稿(2002.12/Vol.80)は酷い状態のものが1点あり、広告主の対応も唖然とするものなので、このホームページでも紹介させていただきました(紺屋の白袴)。それから一年、2003.12/Vol.93の広告原稿の中に、本来あるべき姿で扱われた原稿が1点ありました。広告主はコニカミノルタグラフィックイメージング株式会社札幌支店さんです。どのような状態で手元に届いたのか、報告いたします。

封筒の中身ば以下のとおりです。
  1. 送り状
  2. 原稿の清刷
  3. データの仕様
  4. 以上を収めたクリアファイル
  5. データの入っているFD
  6. FDを梱包したエアパッキン
それではひとつひとつを見ていきたいと思います。尚、送り状は事務的要素が強いものですから割愛させていただきます。

原稿の清刷
データ支給に必要なものとして出力サンプルや清刷があります。特に文字データは環境に依存していますから正確に再現されたかどうかの確認のために出力サンプルが必要なのです。残念なことに、こうした最低限の条件さえ満たさない会社が意外と多いのです。

データの仕様書
実はこの仕様書の有無に広告主(もしくは製作会社)のデータ管理の姿勢が現れています。この仕様書を見れば受け取った側がすべき事柄がよくわかります。必要にして充分な内容、手堅い作業ですね。


クリアファイル
こうした「紙」の状態のものをクリアファイルに入れて発送されています。おかげさまで原稿や書類が折れることなく手元に届き、何より丁寧な仕事であることが嬉しいです。

FDとエアパッキン
データの入っているFDはエアパッキン(プチプチ)で包まれていました。FDの保護の為にはハードケースに入れたりエアパッキンで梱包するのが理想的です。


簡単ですが以上が送付原稿の全てです。どれもが「当たり前のこと」なのかも知れません。しかし、当たり前のことができないのも事実です。そうした意味で、コニカミノルタグラフィックイメージング株式会社札幌支店さんの姿勢は見習うべきであると思います。

某写真週刊誌が「天皇陛下」という記述を「洗脳陛下」としたまま印刷、当然ながら半ば強制的に自主回収させられました。同時に印刷会社には緊急文書でデータ作業上の注意がうながされました。校正の時点で「洗脳」という間違いが発見されて訂正されていたにもかかわらず、刷りの段階で訂正したデータではなく、間違えたままのデータが活かされてしまったようで、つまるところは単純な「慣れ」からくる重大なミスであったということです。

丁寧な仕事は慣れを廃しミスを防ぎます。私たちももう一度、原稿の在り方を見直したいものですね。